シンエイ通信
シンエイ通信【平成27年5月31日作成 68号】
- 2015.05.31 | シンエイ通信
■安全管理出来ていますか?
安全管理とは、企業内の安全を維持し災害を未然に防止するための諸活動の事を言います。 単に作業能率や企業の損失防止の観点からのみならず,人道的観点からも重要です。手法としては、 (1) 作業環境の整備
(2) 機械装置,用具の点検 (3) 生産方式の改善 (4) 保護用具の着用 (5) 安全教育の徹底 などがあります。 実は私たちの建築業界は非常に労働災害の多い業種です。26年度の労働災害の約半分が建設業で起こっていることがわかります。 |
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■道路交通法改正
6月1日より道路交通法が改正されています。 |
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■5月の木材価格・需給動向
国産材(北関東) 栃木の丸太生産は引続き順調で、入荷量もスギ中心に平年を上回る。製品の値下がりから製材工場が丸太手当を控えており、原木の引合いは極端に悪化。スギは中目材の引合いが特に弱く、ヒノキは入荷量が減少しているにも関わらず、柱材、土台材の引合い戻らず。相場の下落が続きスギは柱材が弱保合、中目材は4m材より3.65m材が安い逆転現象起きる。ヒノキは柱材、土台取りが続落し、3年前のヒノキ暴落の価格を更に下回る過去50年で最安値となる。群馬の製材工場の操業状況は、通常で連休前から若干の荷動き感あるが先行き需要が出ないと操業を調整する必要。連休前から見積りが増え、多少の注文材も受注。製品在庫は相変わらず多く、特にヌキなど羽柄と柱等の角材に荷余り感。原木の出材は少なくなりつつあるが、需給バランスから見ると集荷は容易。原木在庫は十分な手当が進む中、4m材が少なく、3m材が多少の荷余り感。製品価格は依然投売感があり低位安定状態。 |
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■4月の住宅着工戸数が2ヵ月連続で増加
国土交通省は29日、4月の新設住宅着工戸数を公表しました。 一方、持ち家は15ヵ月連続で減少し2.1%減の2万3294戸。持ち家の低迷は、株価上昇など明るい材料があるものの、国土交通省は「省エネ住宅ポイントなどの経済対策の効果が出てきているうえ、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動減も薄れてきており持ち直しの傾向にあるが、増加の水準は高くないことから今後の推移を注視してきたい」とコメントしています。 |
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