■2030年の既存住宅流通量は34万戸
野村総研の予測によると、既存住宅の除却や、住宅用途以外への有効活用が進まなければ、2033年の総住宅数は約7130万戸へと増大し、空き家数は約2170万戸、空き家率は30.4%へと、いずれも上昇する見込みとの事です。
既存住宅流通量については、同社が2000年~2015年の各年における住宅購入者(日本全国の25~59歳の男女9204名)を対象に実施したアンケート調査で、既存住宅を購入した世帯の比率が2005年の18%から2015年の29%に増加した傾向を踏まえ、2025年に31万戸、2030年に34万戸へ増加すると予測しています。