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シンエイ通信【令和2年7月1日作成 127号】

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シンエイ通信【令和2年7月1日作成 127号】

 

 

住生活基本計画改定へZEH普及など中間とりまとめ案

 

国土交通省は6月26日、第52回社会資本整備審議会住宅宅地分科会を開催。今年度末の住生活基本計画改定へ同分科会の中間とりまとめ案を提示した。良質なストック形成として長期優良住宅やZEH普及の他、維持管理や市場取引による循環の強化などが挙げられた。

案では住宅ストック数が総世帯数を上回っている一方で、人が居住しているストックのうち耐震性が不足しているのが約8分の1、省エネや基本的なバリアフリー性能のいずれも満たさない住宅が約5分の2あることを指摘した。

良質なストック形成の検討の方向性として長期優良住宅やZEH等の良質な住宅の普及を盛り込み、具体的施策のイメージとして長期優良住宅と住宅性能表示の一体的運用の確保を行う方針。また住宅の省エネ性能表示等に関する指標も打ち出すことが示された。

ストックの循環促進については、維持管理の重要性以外に消費者が安心して中古住宅を購入できる仕組み構築や、良質なストックが市場で適切に評価されることの重要性を指摘。インスペクションや瑕疵保険の普及や住宅履歴情報の蓄積・活用に加え、買取再販の普及やリースバック・リバースモーゲージによる住宅の試算としての利活用、住宅販売時に将来の価値算定や買取保証、残価設定ローンなどの提供も盛り込まれた。

空き家については立地面でも優れた空き家の活用や新たな需要創出に加え、周辺に悪影響を及ぼす特定空家の除去とそうなる前の対応が重要とした。またまちづくりにおける安全な立地への誘導など災害対策も盛り込まれた。新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク拡大などの変化への対応については、住生活基本計画策定へ住宅宅地分科会で具体的な検討を進めていくとした。

国土交通省は6月26日、第52回社会資本整備審議会住宅宅地分科会を開催。今年度末の住生活基本計画改定へ同分科会の中間とりまとめ案を提示した。良質なストック形成として長期優良住宅やZEH普及の他、維持管理や市場取引による循環の強化などが挙げられた。

案では住宅ストック数が総世帯数を上回っている一方で、人が居住しているストックのうち耐震性が不足しているのが約8分の1、省エネや基本的なバリアフリー性能のいずれも満たさない住宅が約5分の2あることを指摘した。

良質なストック形成の検討の方向性として長期優良住宅やZEH等の良質な住宅の普及を盛り込み、具体的施策のイメージとして長期優良住宅と住宅性能表示の一体的運用の確保を行う方針。また住宅の省エネ性能表示等に関する指標も打ち出すことが示された。

ストックの循環促進については、維持管理の重要性以外に消費者が安心して中古住宅を購入できる仕組み構築や、良質なストックが市場で適切に評価されることの重要性を指摘。インスペクションや瑕疵保険の普及や住宅履歴情報の蓄積・活用に加え、買取再販の普及やリースバック・リバースモーゲージによる住宅の試算としての利活用、住宅販売時に将来の価値算定や買取保証、残価設定ローンなどの提供も盛り込まれた。

空き家については立地面でも優れた空き家の活用や新たな需要創出に加え、周辺に悪影響を及ぼす特定空家の除去とそうなる前の対応が重要とした。またまちづくりにおける安全な立地への誘導など災害対策も盛り込まれた。新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク拡大などの変化への対応については、住生活基本計画策定へ住宅宅地分科会で具体的な検討を進めていくとした。

 

20年度住宅着工、73万戸予測

新型コロナウィルスの影響で2020、20年度の新設住宅着工戸数は73万戸、74万戸でいずれもリーマンショック時の水準(78万戸)をしたまわる下回る見込み。

コロナウィルス感染予防による景気変動で、今年度の同着工戸数は前年度実績比15万戸強、同研究所予測比で

12万戸の減少が見込まれると予測した。

20~40年度の同着工戸数の推移を報告する中、この2年間の推移を73万戸まで落ち込んだ後、翌年は74万戸に回復し、22年度は80万戸に戻るとしている。

新型コロナウィルスによる経済活動の停滞などで、同研究所の当初予測よりも、20年度は12万戸は、21年度は8万戸減り、2年間で20万戸の減少が見込まれるという。

この2年間の4半期ごとの推移では、20年度第4・四半期(21年1月~3月)で第3・四半期の18万4000戸減少するが、21年度第1・四半期(4月~6月)には18万6000戸増えると予測している。

新型コロナウィルスによる住宅着工減少のピークは20年度第3・四半期(10月~12月)で、当初見込みの21万9000戸が18万4000戸になり3万5000戸の減少がみ込まれるという。

 

抗ウイルス コーティング フローリング

 

フローリング表面に付着したウィルスを分解・不活性化して感染力を抑えます。

フローリングは住宅の中でも面積が広く、人が直接手足で触れる機会の多い場所です。

また床に座ったり、寝そべったり、私たちはフローリングの近くで暮らしています。

TSVコートは、フローリング表面に付着したウィルスを分解して不活性化するので安心です。

そのほかTSVコートは、滑りにくい特徴を持っているため、特に高齢者の方やペットなどには足腰へのふたんにならず歩きやすくなっております。

床で暮らす私たち家族みんなが安心して快適なフローリングです。

 

あづみの松 152無地上小フローリング TSVコート塗装(チョコレート)

あづみの松 114無地上小 フローリングTSVコート塗装(クリア)

MATSU SMILE114 TSVコート(砥粉)

 

 

 

屋外鉄骨階段廊下の構造計算・施工まで一括サポート

屋外鉄骨階段廊下「段十廊」設計サポートシステムのご提案。

共同住宅はもちろん、店舗・福祉施設などの<多目的木造建築>に最適で、在来軸組工法と枠組壁工法に対応しています。

建築基準法には細かな規定がなく、設計者の負担が多い

屋外鉄骨階段廊下を設置する木造建築物の屋外階段廊下の構造に関しては、建築基準法に細かな規定がありません。判断基準がないなかで、安全性を設計者が責任を持って担保しなければなりません。

●設計の課題
・本体建物の構造計画が複雑になり、時間と手間がかかり面倒。
・外力の伝達があいまいで、コーチねじ接合部などの安全性が不安。
・屋外鉄骨階段廊下を付帯物とするか建築物とするか判断が難しく、基礎をどう設計すればいいかわからない。
・本体建物と屋外鉄骨階段廊下を別々の設計者が構造計算する場合もあり、整合作業が大変。
・設計図書の保存が義務化されたが、図書をつくるのが面倒。

●確認申請の課題
・4号ではなく3号に該当することがある。
・告示に適合していることを示す資料の添付を求められることがある。
・コーチねじの耐力根拠資料の添付を求められることがある。
・建築確認済み証を交付してもらえないことがある。