シンエイ通信【平成27年11月30日作成 74号】
■蛍光灯・白熱灯の製造・輸入禁止、2020年めど 政府は、省エネ対策としてエネルギー消費の少ないLED照明の普及を促すため、エネルギー効率の悪い白熱灯や蛍光灯に対する規制を強化する方針を示しました。 白熱灯や蛍光灯から省エネ性能の高いLEDへの交換を促したい考えと、省エネ対策の強化によって企業による省エネ関連の設備投資も増やしたい考えです。 またCOP21での日本の省エネへの取り組みの1つとする狙いもあるようです。 LED照明を使用する場合のメリットとして、次の3点が挙げられます(※蛍光灯比) ◆低消費電力(約70%以上削減)
◆長寿命(約4倍以上) ◆紫外線や熱線の放射量が大幅に少ない |
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■【今期補正予算/来期国策に関するセミナーのご案内】 講師に株式会社エー・ディー・エルの沖田光平氏を招き、12月17日(木)15:00~17:00にセミナーがナイス(株)熊本営業所主催にて開かれます。 株式会社 エー・ディー・エル 一級建築士事務所 今期、来期の国策や補正予算、助成金などからZEHに関するロードマップ、省庁の考えなど非常に幅広い内容となっています。 また、セミナーの後に(株)ナイス熊本営業所主催の「すてき住まいの大感謝祭2016・熊本」の趣旨説明会が30分ほどあります。 参加ご希望の方は弊社営業までご連絡ください。 お申し込みは申込書をダウンロードしてFAXして頂くことでも可能です。 参加申込書ダウンロード |
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■省エネ・スマートハウス・長期優良・ZEHの違い 最近、非常に話題に上る省エネ・スマートハウス・長期優良・ZEHですが、もう一度おさらいとしてどういうものなのかをきちんと理解してみましょう。 省エネ住宅 冷暖房機器による消費エネルギーを減らすなど、省エネルギーに配慮した住宅のことをいいます。 具体的には、壁や床、天井、屋根に断熱材を入れたり、断熱・気密性能の高い窓やドアを用いる等によって、室内と室外との熱の出入りをできるだけ少なくします。
冷暖房による二酸化炭素の排出量を減らして地球温暖化防止に貢献できると同時に、光熱費を抑えるというメリットがあります。住宅の構造躯体(外壁の断熱・気密性)を構成する窓や壁やドア・床などの断熱気密性能が重要視され、住宅業界ではパッシブ(受け身)・エネルギー住宅と言われます。
スマートハウス 一般的なスマートハウス設備が「太陽光発電システム」「蓄電池」「HEMS」です。
「スマートハウス」とは、「太陽光発電」などがつくる電力や電力会社からの電力、蓄電池に貯めた電力など、家のエネルギーを賢く(スマート)使う住宅のことを言います。 賢く使うためにHEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)を利用してエネルギーの出入りや機器を制御します。 イメージ的には、 省エネ住宅+創エネルギー設備+蓄エネルギー設備+HEMS設備
で構成され、アクティブ(能動的)・エネルギー住宅といわれています。 |
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■住生活基本計画の見直しの方向性示唆 国土交通省は11月30日、住生活基本計画の改定に向けた検討を行っている有識者会議の住宅宅地分科会(分科会長:浅見泰司東京大学大学院教授)で、見直しの方向性を示しました。 計画の大項目として以下が(1)~(6)があげられ、その中の基本的な項目案は以下の通り。 (1)少子化・若年世帯対策
1 若年世帯・子育て世帯が望む住宅の選択・確保への支援 2 三世代同居・近居の支援 など (2)高齢者対策 (3) 空き家対策 (4) 質の高い住宅ストックの形成 (5) セーフティネット対応 (6) 住環境の維持・向上 消費税の駆け込み需要と相互効果を発揮し、空き家対策やリフォームなどの需要も掘り起こされるのでしょうか? |
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■リフォーム物件に関する国土交通省の調査より
国土交通省の発表しているリフォームに関する調査内容をまとめてみました。 リフォームの動機 「住宅が傷んだり汚れたりしていた」 48.4%
「台所・浴室・給湯器などの設備が不十分だった」 30.7% 「家を長持ちさせるため」 26.6% リフォームの内容 「住宅内の設備の改善・変更」 50.8%
「内装の模様替えなど」 39.4% 「住宅外の改善・変更」 33.3% 「住宅内の設備の改善・変更」の内訳 「キッチン」 35.0%
「トイレ」 29.4% 「浴室」 29.2% 日々の使用頻度の高い水まわりは老朽化を感じやすいのか、リフォーム箇所の圧倒的多数を占めていることが分かります。 60歳以上 46.0%
50歳代 23.5% 40歳代 17.1% 平均年齢は56.2歳 住宅の取得方法 「注文住宅建築」 31.5%
「分譲住宅購入」 30.1% 平均居住年数は24年 住宅を取得した時期を30~40歳代とすると、平均居住年数は24年程度の世帯主が50~60歳代となった時期にリフォームを実施するイメージとなっています。 リフォームにかかった費用 平均で230 万円
自己資金は198万円 借入金は32万円 自己資金比率は86.1% 自己資金の内訳「預貯金・有価証券売却代金・退職金」が最も多かったようです。 |
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■弊社一押しのスマートハウス仕様を標準にしませんか?
弊社一押しのスマートハウス対応機器「スマサポ」 系統連系型の蓄電池はかゆいところに手が届き、停電時なども自動で切り替えなどをしてくれる便利なものですが、コストが高い、メーカーを統一しなければならないなど導入には今ひとつハードルが高いのが現状です。反対にスタンドアロン型蓄電池は価格はだいぶ安くなってきたものの、蓄電池本体のコンセントに指した機器しか使用できないといった欠点があります。 スマサポにスタンドアロン型蓄電池を接続した場合、スタンドアロン型蓄電池の電気を「スマサポ」が制御し停電時には指定した回路に自動で給電を始めます。この指定した回路は冷蔵庫や居間などを指定することにより災害時に最低限の生活を守ることが出来ます。 ■蓄電池はもちろん、太陽光も後付けOK 「スマサポ」は新築時に回路設計を行って設置しておけば、後々蓄電池を設置する場合や太陽光を跡から設置する場合でもスマートハウスとしての機能を使うことが出来ます。また設定を跡からも変更できるので機材をアップグレードした際も余計なコストはかかりません。 ■太陽光の売電を最大限に行うことが出来ます スマサポは配電盤以下に設置されるHEMS機器の一種です。海鮮以下のみに蓄電池の電気を供給する形式の為、いわゆる「スマホの電池」と同じ概念となり蓄電池の設置時に電力会社への届け出自体が不要です(スタンドアロン型) ここで重要なのが昼間の売電量です。一般的な共働きの家庭の場合、昼間は会社や学校に出ていて使う電気は限られます。主に冷蔵庫や基本的な部分の照明などですが、この部分に蓄電池の電力を当てることで、昼間の人の居ない時間帯の殆どを売電に当てることが可能になります。 |
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